2006.11.22 ミロノフ連邦院議長と会談
政党間交流の推進で一致

 モスクワ滞在中の公明党ロシア訪問団(団長=太田昭宏代表)一行は22日午後(日本時間同日夜)、市内のロシア連邦院(上院)を訪ね、ミロノフ連邦院議長と今後の日ロ関係の発展に向け、さまざまな分野で交流を拡大していくことを確認しました。

 ミロノフ議長は先月(10月)28日に結成された新党「公正なロシア」の党首。中道左派の第二与党として、与党第一党の「統一ロシア」とは異なる視点から国民重視の政策を打ち出しています。

 会談で太田代表は、アジアの平和と安定、経済発展に果たすロシアの役割が極めて重要との認識を示した上で、公明党と「公正なロシア」の考え方が似ている点を指摘し、「党と党、議会と議会の交流をこの機会に強化したい」と提案しました。

 これに対しミロノフ議長も「二国間の議員交流が重要」と述べ、政党間交流の協定締結を提唱。来年2月の党大会に公明党を招待する意向も示しました。

 また太田代表が、日ロの人的交流がロシアと中国、韓国と比べて少ないことを指摘し、ビザ(査証)取得の簡素化を求めたのに対し、ミロノフ議長は「観光客を増やす政策は重要」として、検討する考えを示しました。

 一方、平和条約締結の前提となる北方領土問題の解決に関して、太田代表は「両国の国民が納得できる形で知恵を出して解決していくことが大事だ」との見解を表明。ミロノフ議長は「(日ロが)お互いに受け入れられることが重要だ。双方の歩み寄りにより妥協案を見つけることがロシア外交に残された唯一の道だ」と述べました。