2000.9.8
「存廃に揺れる
地下無重力実験センターを視察」
〜存続への要望を受ける〜

 8日、丸谷佳織は地下無重力実験センター(株式会社、愛称・JAMIC)の存廃問題で揺れる北海道上砂川町を視察し、地元関係者から実情を聞くとともに、長期存続への強い要望を受けた。
 同センターは1989年に通産省主体の国家プロジェクトとして、国の外郭団体・NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)と道、町、民間の出資による第三セクター方式で設立された。落下型実験施設は、閉山された旧三井砂川炭鉱跡を利用して設置されている。
 しかし、当初、予定していた宇宙開発関連の実験依頼は、科学技術庁が設立した岐阜県の施設に回され、民間の利用も不況などの影響でこの数年、低迷状態。来年度で産炭地振興臨時措置法が失効し、坑道維持に対する国の財政支援も打ち切られる。同町を訪問した丸谷に対し三上賢一町長は、研究者のための宿泊、研究施設など、まちづくりの核として周辺を整備してきた経緯を説明、「今や炭鉱に変わる町のシンボル的存在。廃止となれば職を失う人も多く、町の存亡にかかわる」訴えた。これに対し丸谷は、「日本、北海道の共有財産であり、公的な機関として残すよう、党に持ち帰って協議しながら活路を見いだしていきたい」と述べた。